私が陶芸を習い事として始めたのは2012年。
仕事や子育てに追われていた時も、ものづくりの楽しさや
土に触れることで癒されていた自分がいました。
いつも土まみれな私の手。
(ガーデニングも好きですからね!)
人の手にも土にも、あたたかい不思議な力があると思うんです。
手と土= te to tuti
「壁掛けフラワーベース」を代表に、
人と土と自然をつなぐお手伝いができたらと願いを込めて作陶しています。
(壁掛けフラワーベース)
特に〇〇焼といった窯元で修業したというわけではない私の陶芸のルーツってなんだろう?
って考えてみると、子供の頃から親しんでいたのは「小石原焼」です。
小石原の近くに祖父母が住んでいることもあり、いつも窯元に連れて行かれていました。
当時はなんとなーく見ていただけでしたが、やはり今でもちょっとどっしりした小石原焼の器を
手に取ると落ち着くのは、私の根っこに流れているからなんだろうなぁと感じます。
あと、ヨーロッパの器にハマっていた時期もありました。
ARABIA社の(特にRuska)食器とか。
北欧のインテリア雑貨が好きなので。
ヨーロッパって、陶器じゃなくて磁器のイメージだけど
アンティークやヴィンテージものには陶器のどっしりとした器もあるんですよね。
シンプルなフォルムが好きです。
陶芸を始めてからとても惹かれたのは「三島手」という技法。
粘土にハンコを押したり模様を削ったりして、そこに白化粧という白い泥を塗りこむことで模様を出します。
その模様が三島暦という大昔のカレンダーと雰囲気が似ていたことから
「三島手」や「暦手」と呼ばれるようになった技法です。
私が作る三島手はゆるーい雰囲気になっているから、暦には見えないでしょうけど 笑。
(お花や蝶などの三島手作品)
小石原焼のように、削られた模様に溜まる釉薬。
三島手のハンコや、白化粧を使った技法。
それらが混ざり合って、今の私のスタイルとなっています。
ワークショップでも、そういった表現方法をお伝えしながら
オリジナリティのある作品をお作りいただけますよ。
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