星読みをしていると、
「愛すること」には抵抗なくても、
「愛されること」には無意識の抵抗がある、
といったことに気付いたりします。
(逆もあるでしょう)
また、よくあることだと思いますが
「恋愛の始まり」から「パートナー関係になってからの自分」が変化していくことも、結構あるあるではないでしょうか?!
(相手に対して「はじめはそんなんじゃなかったのに!」て思ったりね)
もちろん相手との関係性は、コミュニケーションや自分の心のありようによっても変わることだけど
占星術的に見ると、そもそも性質が変化していくのは当然なのかも、と感じたので
以下にまとめてみました。
恋愛や結婚に関してホロスコープで私が見るのはこのあたり↓
・金星
・5ハウス
・7ハウス(DC)
・8ハウス
・11ハウス
「金星」の性質がベースにありつつ
相手との関係性は5〜11ハウスに表れる
といった感じ。
「金星」
あなたの「愛情の傾向」のベースが分かります。
金星のサイン(星座)を確認してみてください。
例えば、金星が水瓶座なら
その愛情は「博愛・友愛的」と言いますか、同じ志を持っているような「仲間感」があることを好むかもしれませんね。
「そもそも付き合うって何?結婚する意味って?」みたいに、従来の慣習にとらわれないところもあるかもしれません。
ちなみに「月」も、その人の情緒の土台なので
影響は大きいですね。
以下の「ハウス」に関しては、
そこにある天体やそのサイン(星座)の性質をみてください。
天体がなければ、ハウスのカスプの性質を。
ハウスにキロン・土星・冥王星・リリスがあると
何らかの「傷・苦手意識・呪縛・拒否」などを無意識にもっている可能性があります。
「5ハウス」
「恋愛・与える愛」のハウスです。
恋愛に対する価値観・恋愛の始まりの頃の性質がここに表れてないでしょうか。
例えば、木星があれば
「恋多き人」であったり「恋愛によって運気が上がる」タイプだったり。
カスプが蠍座なら、強い情念が発揮されそう。
「7ハウス」
「結婚」を表すハウス
相手との関係を通して生まれる自分の姿、パートナーとなってからの自分の姿、であったり
5ハウスの青春っぽい恋愛モードから進んでお付き合いが長くなってきた頃の自分の性質とかはここに出てきます。
例えば、7ハウスに木星があれば、結婚を機に運が開けたり、おおらかになったり。
7ハウスのカスプはDC(ディセンダント)ですから、
DC付近にある天体や、DCにアスペクトする天体が
「パートナーとしてご縁のある人の特徴」を表していたりします。
例えば、火星があれば男勝りなタイプの人と縁があったり。
「8ハウス」
「結婚後の生活」や「性生活」に関するハウス。
深く相手と関わることで起こる「自己変容」もこのハウスが示します。
例えば、月があれば、結婚を機に内面の大きな変化があったり。
「11ハウス」
「愛されること」に関するハウスです。
キロン・土星・冥王星・リリスがあると「愛されること」を無意識に受け取り拒否してたり。
と、ざっくりではありますが
こんな感じで見ていきます。
特に、キロン・土星・冥王星・リリスがある場合は
「自分にはそういう性質があるんだな〜」って
無意識にあったものを意識に上げておく(知る)だけでも
その後にいい変化が起こると思うので!
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